マルチスタンダードxDSLテストシステム LSX2030

ADSLからVDSL2までのマルチスタンダード仕様の試験環境を提供します。広帯域メタリック伝送機器の開発及び評価に最適です。独自のAAC線形信号処理技術と新たに開発したノイズキャンセリング技術により、理想的なxDSL評価プラットホームを実現します。ノイズジェネレータ(ANG Math 2005)やxDSLスペクトラムアナライザ(ICXACT)と組み合わせた総合試験システムを構築できます。
特長
- 独自のアクティブ回路技術を採用
- 各種ケーブル及びループ特性を再現
- 各種xDSL技術の限界パフォーマンス試験に最適
- 広帯域(4.5MHz)シミュレーション
- VDSL2試験環境をサポート
- 高速伝送装置の性能・認証試験をサポート
- ANSI/ETSI/ITU-T/DSL Forumの各種ライブラリを用意
- 線種、線径、線路長を設定可能
- 温度や経時変化に伴う特性変化なし
- 伝送特性(減衰、群遅延、伝播遅延と位相特性を再現)
- 試験環境パラメータ(温度、ノイズ等)
仕様 [ LSX2030 ]
- 適用周波数: DC、5k~4.5MHz(ADSL2 plus)
25kHz~35MHz(VDSL/VDSL2) - 減衰量: 0~99dB@1MHz
- ライン減衰量精度: ±0.4dB(0.5~85dB@1MHz)
±0.7dB(85~99dB@1MHz) - ポート間漏話減衰量: 110dB
- 群遅延特性偏差: 10%
- 伝播遅延特性偏差: 0.4μs
- 線路インピーダンス: 複合または固定
- モデム終端: 100Ω、120Ω、135Ω(他)
- 背面コネクタ最大入力レベル: 10Vp-p 0.5W RMS
- 背面コネクタ入出力インピーダンス: 75Ω
- 入出力インピーダンス偏差: ±3%
- 最大コモンモード信号電圧: 5V
- L1/L2間最大入力電圧: 400Vp-p
- L1/G、L2/G間最大入力電圧: 250Vp-p
- 最大入力電流: 100mA
- 直流ループ抵抗: 40~1316Ω
- 適用可能規格
ETSI: ETR152、ETR328、TS 101 135、TS 101 388、TS101 524、TS 101 270
ANSI: T1.413、T1.417、T1.418、TA-NWT-001210
ITU-T: G.991.1、G.991.2、G.992.1、G.992.2、G.992.3、G.992.4、G.992.5、G.993.1/2、G.996,1
DSL Forum: TR-048、TR-060、TR-067、WT/TR-100
仕様 [ ICXACT ]
- スペクトラムアナライザ/ネットワークアナライザ機能
- 各規格適合判定ソフトウェア
- 高インピーダンス入力: 最大電圧 200Vpp(AC+DC)
差動インピーダンス 2MΩ、7pF
精度 0.5dB - 低インピーダンス入力: ゲイン 0~60dB
ノイズフロア -160dB/Hz
終端 100Ω、135Ω、600Ω