屋内位置情報サービス「iPNT-K™」
- 屋内位置情報サービス『iPNT‐K™*1』は、屋内の緯度/経度/フロア情報をご提供するサービスです。屋外ではGNSS*2により緯度/経度/高度が自由に取得出来る様に、本サービスでは、屋内においても自由に位置情報を取得出来る様になります。屋内位置情報サービスエリアは順次拡大して行く予定ですが、お客様のご要求に応じてオフィスや工場など関係者以外は立入/公開できないプライベート空間でも同様に整備させて頂く事も可能です。
*1 iPNT‐K™は、川崎重工業株式会社の登録商標です。
*2 Global Navigation Satellite System (全球測位衛星システム)
GPS(米国)、準天頂衛星みちびき(QZSS)(日本)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、NAVIC(インド)、BeiDou(中国)等の衛星測位システムの総称。

特徴FEATURE
- 特定の工場、オフィス、店舗など屋内位置情報を自由に取得出来る測位インフラを構築
- お客様が開発されるソフトウエアやシステムにSDK (Software Development Kit)をご提供
- 既設のWi-Fi電波をリアルタイムに分析し位置情報を算出
- 新たな機材の設置は不要*1
- 実際にご提供する位置情報の精度は数値化する事が可能
- お客様の電波環境の変化を日々把握し常に最大限実現出来る精度で位置情報をご提供*2
- *1 現在、ソーラービーコンによる測位サービスのご提供も準備中です。
*2 お客様がAPを設置して頂く事でエリアを広げ、精度を上げる事も可能です。
利用シーン
位置管理
- 現場工員、警備員の位置情報
- 病院、駅員、商業施設のスタッフの配置管理
- 屋内(GPS不感エリア)の位置の特定
- 子供の見守り
人流データ収集
- 行列の解消によるソーシャルディスタンスの確保
- マーケティングへの応用
- 駅ホームの混雑の解消
自動化
- 自動搬送システムの構築
- 建機の自動操縦
- ロボットの無人運転
効果
- 人流データを把握することにより、現場スタッフを特定の場所へ急行させるなど、リアルタイムで位置を管理することができます。旅行者が地下街や駅構内で迷うこともなくなるだけでなく、人込みを避けるルートなど、ソーシャルディスタンスを確保しやすくなる効果があります。また、人だけでなく、機械への応用により、ガイドウェイなど高額な初期投資を必要とせずに屋内を自由に航行する自動搬送システムへの応用展開も考えられます。Wi-Fi不感エリアにおいても、ビーコンを設置することで、より高精度なシステムを構築できます