ふく進計測装置
みず糸利用ふく進測定の問題点
- 測定人員が少なくとも3名必要(測定+筆記)
- 測定者によるバラツキが発生
- 糸の張り方、定規の当て方等で測定値が変動する
- 測定記録を事務所にてパソコンに入力する必要がある
- 設定替え時、レールにマーク点をポンチで再打刻する必要がある


特長
- 測定者は1名(デジタルカメラによる撮影のみ)
- キロポスト、左右レール、上下線、プラス・マイナス方向を自動認識
- 三次元座標計算による高精度測定
- 容易なターゲット取付(ユーザー様にて取付可能)
- 既存の基準杭が利用可能
- レール交換、設定替え時、補正値の入力のみで初期値の登録可能
ターゲット
- 多層構造により耐候性能を確保
- ふく進計測装置用専用ターゲット
(主要機能)
・測定基準位置の特定
・キロポストの認識

【レール用ターゲット】

【基準杭用ターゲット】
設置例

写真提供:北海道旅客鉄道株式会社様

ふく進計測装置フロー

先進技術
- フォトグラメトリ(写真測量技術)利用による三次元座標計算
- ターゲットコード化技術によるキロポスト自動認識技術

ふく進自動算出プロセス

測定作業
デジタルカメラで5枚程度の写真撮影を実施。事務所帰着後、ふく進解析ソフトウェアでふく進量を自動算出します。

