アナログ伝送 計測器
端末機器総合試験器 NLT-7000

NLT-7000は公衆回線に接続する端末機器の諸性能を試験する装置です。端末認証試験に必要な送出電力試験、リターンロス試験、ダイヤル試験などを測定できる他、各種試験条件を設定したオリジナル試験を行うとも可能です。オプションのソフトウェア(NLTS-700J)を使用することでPBダイヤル試験及び直流抵抗測定結果をグラフで表示します。また、PB信号、トーン信号、リンガ信号発生も可能です。
特長
- オプションで2種のソフトウェアを用意(NLTS-700J、NLTS-700G)
- シリアルコマンドによる自動試験も可能(ユーザコントロール)
- PBダイヤル試験及び直流抵抗測定結果のグラフ化(NLTS-700J使用時)
仕様
- 測定項目
送出電力、リターンロス、PBダイヤル、DPダイヤル、直流抵抗、静電容量、インピーダンス、発信機能 - 信号発生機能
PB信号、トーン信号(単一周波数)、リンガ信号(IR信号)
不要送出レベル計 AL-0311E

端末機器の送出レベル、不要送出レベルを測定します。オートレンジを採用し、全帯域を実効値絶対レベルで測定します。
特長
- デジタル表示のため読み取り誤差を回避
- オートレンジ機能搭載
- 全帯域を実効値絶対レベルで測定
仕様
- 入力インピーダンス:600Ω/900Ω/HIGH/EXT
- 測定周波数範囲:0.3~4kHz(SIG)、4k~8kHz、8k~12kHz、12k~50Hz
- 最大重畳直流電圧:63V
不要送出レベル計 NLT-6240

アナログ電話回線に接続する端末機器の送出レベル、不要送出レベルを測定します。不要送出レベルは4kHz帯域毎に測定します。
特長
- デジタル表示のため読み取り誤差を回避
- 送出レベルは平均値・最大値を測定
- 不要送出レベルは4kHz毎に測定
- 単体動作可能(PC不要)
仕様
- 入力インピーダンス:600Ω
- 測定周波数範囲:0.3~4kHz、4k~8kHz、8k~12kHz、12k~50Hz
- 供給電圧:48V
- 試験時間:1~10s
ダイヤルモニタ AD-0826C

電話機やファクシミリ、PBX、VoIPゲートウェイなどダイヤル発信機能をもつ端末機器のダイヤル信号をモニタし、判定します。DTMF・DPを自動で識別し、モニタ結果をUSBメモリに保存します。
特長
- 電話回線上のダイヤル信号をモニタ及び判定(回線接続モード)
- 端末から発信するダイヤル信号の測定(端末評価モード)
- DTMF/DP自動識別
- モニタ結果をUSBメモリへ自動保存
- RS232C経由でモニタ結果を出力可能(画面コピー)
- サーマルプリンタ用インタフェース搭載
- USBメモリ、電源ケーブルを本体内に収容可能(鍵付き)
仕様
- モニタ情報
DTMF/DP共通:日時、ダイヤル番号
DTMF:低・高群レベル、レベル差、周波数偏差、送出時間、ミニマムポーズ
DP:速度、メーク率、ミニマムポーズ - 電源電圧:AC100V
生産ラインテスタ NLT-6000シリーズ

電話機能をもつファクシミリやモデム端末のダイヤル試験、レベル測定等を1台で行なう総合試験器です。各種測定を連続して行ない、バーコードリーダー等との組み合わせにより、シリアルナンバー管理のデータ保存も可能です。測定項目やデータ保存方法など全てにカスタマイズが可能で、生産ラインでのオリジナル試験など測定全般に使用できます。
特長
- ダイヤル試験、レベル測定、直流抵抗測定等を連続で試験
- 交換動作も搭載可能で、対向機との通信試験も可能
- 閾値を設定し、合否判定が可能
- 測定データを日付毎に自動保存(機種別も可能)
- バーコードリーダー等との組み合わせによるシリアルナンバー管理
仕様
- 試験項目:ダイヤル試験、レベル測定、直流抵抗測定、着信試験、リンガ検知試験、通信試験、等(カスタマイズ対応)
- PCインタフェース: RS-232C(他は要相談)
- 電源電圧: AC100V、AC220V、AC100V/220V自動切換
回線特性アナライザ AT-0809A

AT-0809Aはメタル回線の伝送特性を測定する装置です。伝送回線におけるノイズやジッタ等を測定でき、ファクシミリやモデム端末の通信不具合時の要因切り分けに使用できます。また、周波数/レベル測定機能をもち、開発機器間のネットワークロスなども測定可能です。
特長
- 2W公衆回線、2W専用線、4W専用線に対応
- 減衰ひずみ(周波数特性)、群遅延ひずみ、位相ジッタ等を測定
- オートテスト、マニュアルテストの2つの試験モード
- 測定結果をグラフィック表示
- タッチパネルによる簡単操作
- CFメモリに保存、データの取り出し可能
- 小型軽量で持ち運びに便利
測定項目
- レベル/周波数
- 周波数オフセット
- 群遅延ひずみ/減衰ひずみ
- 位相ジッタ
- ノイズ
- 高調波ひずみ
- インパルスノイズ/位相ヒット/ゲインヒット/瞬断
- 非線形ひずみ
- 量子化雑音
電話回線シミュレータ PTT-6104

世界各国の交換動作と伝送路特性を擬似生成する電話回線シミュレ-タです。電話機やファクシミリ、アナログモデムなどの接続試験及びノイズ印加による耐久試験が可能です。ネットワークで発生する遅延、エコーなどを設定でき、アナログ通信端末の総合試験に使用できます。
特長
- 世界27カ国の交換機能とカスタム設定3種
- PTT-6101、PTT-6102、PTT-6013、PTT-6104の4モデル
- 回線特性モデルNTT1~7、M1025他による伝送路シミュレート
- 入出力信号レベル測定機能
- 回線損失設定/送出レベル設定
- ホワイトノイズ設定/SN比設定
- エコー、群遅延、インパルスノイズなど各種障害を付加
- カスタマイズ機能を追加可能
ゲートウェイテストシステム NGT-8000

NGT-8000シリーズはVoIPゲートウェイ、IP-PBX等のアナログポート(FXO、FXS)を評価するための総合試験機です。アナログ電話機能、単一トーン信号送出・測定機能、各種トーン信号測定機能、供給回路測定機能もち、設計時の品質評価や生産ラインでの自動通話試験として使用できます。
特長
- アナログ電話機能: アナログ電話の擬似(コールシミュレータ機能)
- 単一トーン信号送出/測定: 開発装置の周波数特性を測定
- 各種トーン測定機能: ゲートウェイ等が送出する各種トーンの測定(DT、RBT、BT、IR)
- 供給回路測定機能: ゲートウェイ等のもつ供給電圧、供給電流を測定
交換機シミュレータ AI-7280

ダイヤルトーンなど各種トーンとナンバーディスプレイ、CallerID、SMS信号を生成する交換機シミュレータです。ライン電圧や電流、インピーンダンス設定の他、ダイヤル解析も可能で交換機に接続する端末の評価に適しています。
特長
- 交換機シミュレーション(ライン電圧・電流、インピーダンス)
- 各種トーン発生(DT、BT、RBT、Stutter tone他)
- ダイヤル試験(DTMF、パルス、フラッシュ)
- CallerIDシミュレーション(FSK-Tercordia、FSK-ETSI、NTT、DTMF)
- SMS(Short Message Service)シミュレーション
- 信号発生モード、信号解析モード
- 拡張CallerID(オプション)
- 電話回線モニタAI-5120と同時利用可能
電話回線モニタ AI-5120

電話回線にハイインピーダンスで接続し、交換機や端末から送出される各種信号のモニタが可能です。リンガ信号やダイヤル信号の他、CallerID信号もモニタでき、交換機・電話端末の評価に適しています。オプションの波形解析ツールにより波形観測も可能です。
特長
- リンガ信号解析(電圧・電流)
- ダイヤル信号解析(DTMF、パルス)
- CallerID解析(FSK-Tercordia、FSK-ETSI、NTT、DTMF)
- 波形解析(オプション)
- 交換機シミュレータAI-7280との同時利用可能
端末シミュレータ AI-5620

ダイヤル発着信機能、トーン発生機能などをもつ2Wのアナログ端末シミュレータです。また、ライン信号、リンガ電圧、供給電圧や供給電流も測定でき、交換機やゲートウェイなど交換機能の試験に適しています。
特長
- ダイヤル発着信機能(DTMF/パルスの各種パラメータ可変)
- リンガ測定機能(周波数、電圧)
- CallerID機能(FSK、DTMF、V.23, Bell202)
- DTMF発生機能
- 信号発生機能(1~4周波数、レベル、間隔)
- Wavファイル発信機能
- ブロードバンドノイズ発生機能
- 回線インピーダンス可変(600Ω、その他オプション)
- 電話回線モニタAI-5120と同時利用可能
モデムテスタ TN-M15

TN-M15はデータモデムの受信レベルやビットエラーなどの各種測定と発振機能を有したモデムテスタです。データモデムの製造検査や回線との障害切り分け、伝送品質、トラブル原因などを迅速に把握することができます。
特長
- 測定項目
ビットエラー測定、 FOXテスト、 歪み測定、 レベル測定、 周波数測定、遅延時間測定 - タッチパネル式液晶ディスプレイ
タッチパネルによる簡単操作 - 通信データ録音機能
内部メモリに通信データを録音可能
録音データはPCへ取り出し可能(USB経由)
仕様
- 発振機能
正弦波(200Hz~9.99kHz)、 出力レベル(-20.0~+5.0dBm) - ・ 同期方式
調歩同期、 非同期、 同期、 系統同期 - ・ データ信号速度
調歩同期式(ST-SP)、 非同期式/従属同期式(APC)、同期式(ST1-RT)、 同期式(ST2-RT)、系統同期式(RT-RT)
データモデムアナライザ ESD-100

ESD-100は、データモデム通信における各種の通信障害(ノイズ、遅延、パケットロス 等)を解析するソフトウェアです。Windows OS搭載のパソコンにインストールすることで、データモデム信号をハードウェアモデム接続なしで解析することができます。モデム装置開発時の不良解析や、伝送路で発生する ノイズ・遅延・パケットロスによる影響で発生する通信障害の要因切り分けに威力を発揮します。
特長
- データモデム通信録音ファイル(.wav, .au)をソフトウェアモデムで解析
- シーケンス、回線状況、ビット速度表示、データ復元機能(一部規格を除く)
- 開発現場のみならずフィールドで発生する様々な通信障害の解析に有効
- 各種通信障害(送受信信号の衝突、遅延、パケットロス等)の解析
仕様
- 各種通信規格に対応(ITU-T勧告 V.21, V.22bis, V.23, V.26bis)
- オプション対応(ITU-T V.26ter, V.32, V.32bis, V.34)
※データ復元機能は除く
ソフトモデムアナライザ EHS-032

EHSシリーズはデータモデム通信に於ける各種の通信障害を、内蔵のソフトモデムと通信させることで解析するソフトモデムアナライザです。モデム装置開発時の不良解析や、伝送路で発生するノイズ・遅延・パケットロスによる影響で発生する通信障害の要因切り分けに威力を発揮します。
特長
- 各種データモデムをソフトウェアモデムとして搭載、対象モデムとの通信可能
- モデム通信中の状況表示(プロトコルモニタ、モデム特性)機能
- エラーレート、アイパターン、クロックずれ表示機能
- 録音機能(送信信号、受信信号の分離)によるトラブル解析
- V.21、V.22、V23、V,32規格対応(一部オプション、その他規格も要相談)
ファクシミリ通信特性アナライザ ES-200N

ES-200Nはファクシミリ通信における各種の通信障害(送受信信号の衝突、遅延、パケットロス等)を解析するソフトウェアです。録音データにより、スーパーG3 FAX(V.34)及びG3FAX(V.17)の信号をハードウェアモデム接続なしで解析することができます。ファクシミリ装置開発時の不良解析や、伝送路で発生するノイズ・遅延・パケットロスによる影響で発生する通信障害要因の切り分けに威力を発揮します。
特長
- FAX装置開発時の不良解析
- リアルタイム解析機能(アナログ回線)
- 画情報デコード及び表示機能
- アイパターン、ジェネレータ機能
- アナログ回線、VoIP回線に対応
- T.30コマンド解析/Phase2コマンド解析
- サウンドモニタ、スペクトラムアナライザ機能
- 録音機能
仕様
- 対応規格(ITU-T勧告 V.34, V.17, V.29, V.27ter, V.21 CH2, V.8, T.30, T.82)
大容量ファクシミリ録音解析ソフトウェア ES-200ND

ES-200NDは現場などでSDカード等に長時間録音したファクシミリ通信を、1通信毎に分割し、解析するソフトウェアアナライザです。Windows OS 搭載のパソコンにインストールすることで、スーパーG3 FAX(V.34)及びG3FAX(V.17)の信号をハードウェアモデム接続なしで解析することができます。現場でのファクシミリ通信不具合発生時の障害要因切り分けに威力を発揮します。
特長
- 長時間連続録音した録音データからFAX通信を1通信毎に分割
- 分割した録音ファイルからプロトコル解析(画像表示含む)
- 録音機能搭載
仕様
- 対応規格(ITU-T勧告 V.34, V.17, V.29, V.27ter, V.21 CH2, V.8, T.30, T.82)
FAX録音・解析ソフトウェア EHS-10R

EHS-10Rはファクシミリ通信状況を録音し、リアルタイムで解析するソフトウェアです。現場での不具合解析に必要なプロトコル情報を解析し、個別ウィンドウで表示します。
特長
- PCマイク入力端子からFAX通信状況を録音
- 回線との接続アダプタを用意
- フィールドでの利用を想定した簡易操作・解析
- CSI、DIS、TSI、DCS、NSF、NSS解析機能
- 個別ウィンドウ表示により容易に通信状況を把握
- DTMFダイヤル解析機能
- V.34、V.17、V.29、V.27ter、V.21CH2、V.8、T.30、T.82
FAX疎通確認・測定システム EHS-400

EHS-400は「IP電話の通話品質測定ガイドライン TR-1054」に記載されたFAX疎通確認を行うことができる自動試験システムです。FAXソフトウェアモデムを搭載した2台のPCを遠隔地から自動制御でき、設置後は無人でFAX疎通確認を行うことができます。
特長
- ・ FAXソフトウェアモデム搭載PCを自動制御可能
- ・ FAX通信エラー、ライン欠落、PPR回数を自動で測定
- ・ FAX疎通確認測定に必要な項目を合否判定
- ・ 提出用、詳細データ2種の結果レポートを生成
FAXテスタ EFT-336

EFT-336はFAXの開発および評価を効率化し、通信トラブルの原因追究、連続評価を行うためのFAXテスタ(擬似FAX)です。V.34、V.17、V.29、V.27terすべてに対応しております。
特長
- V.34までのソフトウェアモデム内蔵でFAX送受信テストが可能
- 録音ファイルよりシナリオ作成が可能で市場障害の再現テスト可能
- 既存ファクシミリテスタ(AFT-336)のパターンファイルの再利用可能
- 通信解析結果を1通信毎にログファイル出力
- ネット接続により遠隔操作可能
製品構成
- Windowsアプリケーション(EFT-336)
- Linux Server(FAXソフトウェアモデム搭載)
- 回線接続アダプタETC-100
回線録音アダプタ AZ-0630A

実回線におけるFAX通信をリニアPCMレコーダ等で録音するための回線アダプタです。複数の入出力端子を装備し、録音したデータを視聴することやオシロスコープ等で波形を観測することも可能です。FAX/データモデムプロトコルアナライザ(GL Insight)との組み合わせ通信不具合発生時の解析に威力を発揮します。
特長
- 小型・軽量で現場録音が容易
- フラットな周波数特性
- 回線信号を忠実に再現
- 高性能トランスによるノイズの低減
- 録音・解析に便利な入出力端子を複数装備
- キャリングケースにより持ち運びが便利
- FAX/データモデムプロトコルアナライザ(GL Insight)の解析データ用にも使用可能